東京は新橋、烏森口から徒歩2~3分のこじんまりした神社です。
今回は例大祭本祭特別ご朱印をいただいてきました。
こちらの神社は、日本の佳き風習や四季折々の風情を感じていただきたいとの想いから、祭事や季節の行事にあわせ特別ご朱印を受け取ることができます。
カラフルな通常のご朱印もちろんですが、特別ご朱印はさらにかわいいので大人気のため、行事当日より前からご朱印を受け取れるのが特徴です。
今年は4月14日~5月6日(日)まで、例大祭のご朱印がいただけます。
時間は9時~17時まで、ご朱印帳には直接書き入れてはいただけません。
一枚和紙のご朱印のみです。
初穂料:500円
例大祭は端午の節句5月3、4、5日です。
今年は、本祭です。
近くにある「日比谷神社」と一年ごとに交代で御神輿を出すので今年は
「大祭 本社神輿渡御」の文字が赤いです。
ちなみにこちらは、昨年のもの。昨年は日比谷神社からの神輿渡御なので、その文字は入っていません。
昨年もご朱印の他にお札と飴?(だったと思います)をいただきました。
~★~ 神社情報 ~★~
【社 号】烏森神社(からすもりじんじゃ)
【社 格】村杜
【主祭神】倉稲魂命(うがのみたまのみこと)
天細女命(あめのうづめのみこと)
瓊々杵尊(ににぎのみこと)
【ご利益】必勝祈願の成就
商売繁盛
技芸上達
家内安全
【例大祭】5月3~5日
【所在地】東京都港区新橋2-15-5
【最寄駅】JR「新橋駅」より 徒歩2分
地下鉄「新橋駅」より 徒歩3分
【公式サイト】http://karasumorijinja.or.jp/
【由 緒】
平安時代の天慶3年(940年)に、東国で平将門が乱を起こした時、むかで退治で有名な鎮守将軍藤原秀郷(俵藤太)が、武州のある稲荷に戦勝を祈願したところ、白狐がやってきて白羽の矢を与えました。その矢を持ってすみやかに東夷を鎮めることができたので、秀郷はお礼に一社を勧請しようとしたところ、夢に白狐が現れて、神鳥の群がる所が霊地だと告げました。そこで桜田村の森まできたところ、夢想のごとく烏が群がっていたので、そこに社頭を造営したのが、烏森稲荷の起こりです。
ちなみに「烏森」という地名の由来は古く、このあたりが武蔵の国桜田村と呼ばれていた時代には、江戸湾の砂浜で、一体は松林でした。その為当時この地帯は「枯州の森」あるいは「空州の森」と言われており、しかもこの松林には烏が多く集まって巣をかけていた為、後には「烏の森」とも呼ばれるようになりました。それが烏森という名の起こりです。明治以降昭和7年まで町名として使われていましたが、その後新橋に改められ、今ではJR新橋駅の烏森口としてその名をとどめています。